だっげーほー
旧暦8月15日は中秋節です!
2021年は、本日9月21日がその中秋節に当たります。
iPhoneの言語を繁体字中国語に設定すると、ロック画面で旧暦の日付も確認することができます!
中秋節は、春節、端午節に並ぶ重要な3大祝日の一つでもあります。
中秋の名月→丸い→家族団欒
ということで、
私の学校も4連休です!
日本ではお月見をして、月見団子を食べますね!
でも台湾では、お団子は食べませんし、もちろん月見バーガーもありません😢
では、中秋節には何をするのか?
ということで、本日は4つご紹介したいと思います。
1、お月見をする
お月見の習慣は、いくつかの中国の神話伝説と関係があります。
特に有力なものが、『嫦娥奔月(じょうがほんげつ)』で、簡単に説明すると
后羿の妻である嫦娥は、正義感から不老不死の薬(体が天上界に昇ってしまう)を飲み、夫を地上に残し、月に昇り一人寂しく暮らすことになりました。嫦娥が月に昇った日の夜、后羿が空を見上げると、その日の月は一段と明るく大きかったのです。
これは嫦娥が少しでも后羿の近くにいたいと思い、月に降り立ったためです。それから后羿は毎年嫦娥の好きなものをお供えするようになりました。
この習慣が人々に広まり、現代にも繋がっていると言われています。
2、月餅を食べる
月餅を食べることは、唐代に始まった習俗です。
昔はお供えものとして中秋節に食べられていましたが、現代では、親しい人に贈り物として贈るようになりました。
月餅にもたくさんの起源ががありますが、現代では、
月餅を円満、完璧の象徴である満月と重ね
家族皆で分けて食べることで秋の豊作と家族の円満、無病息災を祈ります。
日本でよく見る月餅といえば🥮この絵文字のような丸くて平べったい月餅だと思います。
これは一般的には広東省式と言われています。
台湾では、
写真のような球体のものが一般的で、中には緑豆餡、棗、塩漬けにしたアヒルの卵の黄身などが入っています。広東省式とは違って、サクサクのパイ生地が使われています。
(友達が月餅をわざわざ贈ってくれました!大切に食べたいと思います🥲)
塩漬けの卵は初めて食べたのですが、なかなか興味深い味でした。
一つ食べ終わった後も
「ん?なんだ?もう一回」
と、なんとも表現し難い味でした!
私は個人的に好きです☺️
左の月餅は、パイ生地の中に緑豆のこし餡が入っていて、その中にさらにルーロー飯のルーローが入っています!
ルーローの餡は胡麻のプチプチした食感もあり緑豆の甘さと相まってすごく美味しいです😋
やはり甘じょっぱいものはクセになる!!
月餅の餡は、中華圏内でも甘かったりしょっぱかったり、お肉が入っていたりと、地域によってかなり違いがあります!
3、柚子(文旦)を食べる
9月下旬から10月に旬を迎える台湾の文旦
この頃、スーパーに行くとこれを見ない日はありません!
値段は一つ30元しないので大体100円くらいで買えます。
台湾の家庭では箱買いしたり、贈り物としてもらったりするそうです。
さて、ゆずなの?文旦なの?気になった方も少なくないはず。
この果物自体は文旦です。
なぜ柚子と呼ぶかというと、柚子は中国語でyòuzǐと発音します。
この柚の発音が、“佑(神仏の加護)“と同じで縁起がいいとされるからです。
剥いた文旦の皮を子供の頭に被せ、「子供にご加護がありますように」とお祈りするようです。
4、BBQをする
これは台湾独自の文化です。
他の中華圏では見られません。
これは、日本の月見バーガーと同じように、商業目的に始まった習俗です(笑)
このCMがきっかけで、中秋節に家族みんなでバーベキューをするようになったそうです(笑)
今年は残念ながらコロナの影響で、政府から中秋節のバーベキュー禁止令が出ました🥲
台湾人の友達によると、毎年所構わずバーベキューグリルを持ち出して外でみんなで焼肉をするので、そこら中いい匂いが充満するそうです(笑)
あと、この時お肉のお供はご飯ではなくなんと食パンだそうです!!
実際スーパーに行ってみたら、いつもの5倍以上は食パンが並んでいました😅
機会があればまた中秋節の時をねらって台湾に旅行に来てみたいものです😂
ではまた〜
再見👋
中秋節快樂~